結婚前から二人で一緒に飼っていたペットは、新郎新婦と同様に家族のようなもの。愛犬も一緒に結婚式へ参加させたいという方も少なくないのではないでしょうか。
とはいえ、ペットを参加させる演出にはいくつかの注意点があります。今回は結婚式にペットを参加させる演出の注意点とポイントについてご紹介します。
ペットが参加する結婚式とは
結婚式にペットを参加させたくても、どのようにして式の演出に取り入れるかは悩ましいものです。よくある演出としては、ヴァージンロードを愛犬と一緒に歩いたり、受付時にウェルカムドッグとして参列者を歓迎したりします。
犬用の結婚式衣装を用意して、会場の雰囲気に沿った装いで参加させることが多いです。その際に首輪やリードも花を模したものにするなど、小さなこだわりが演出に垣間見えると、結婚式が一層華やかになるでしょう。
結婚式でペットが参加する演出の注意点
新郎新婦が自分たちでする演出と異なり、愛犬を参加させる場合には注意が必要になります。
注意点1 参列者に犬嫌いの人はいないか
自分たちが動物好きだと忘れてしまいがちですが、どうしても犬が嫌い、苦手だという方はいらっしゃいます。触れないだけで見てる分には大丈夫という方もいれば、近くにいるだけでも怖いという方もいます。
事前に分かる範囲で構いませんので、参列者に犬嫌いな人がいないかを確認するようにしましょう。
注意点2 愛犬に難しいことをさせない
普段は「お手」や「待て」がしっかり出来ていたとしても、知らない人が大勢いる結婚式では、緊張のあまり動けなくなってしまう子もいます。
たとえば、ヴァージンロードを愛犬だけで新郎新婦のところまで歩かせるという演出の場合、リハーサルでは上手くできたとしても、人が増えるとできなくなってしまったりします。
注意点3 結婚式場選びの段階でペット可を条件に入れる
ペットを結婚式に参加させたい!と後から思っても、会場がペットの連れ込みを禁止としていることもあります。レストランウェディングやホテルウェディングを選んだ場合、かなりの確率でペットを同席させられないので、あらかじめペット可を結婚式場選びの条件に入れるようにしましょう。
注意点4 演出以外の時間に世話をしてくれる人はいるか
意外と忘れがちなのが、演出以外の時間に愛犬のお世話をどうするかという問題です。特に披露宴の場合は長時間に及びますので、愛犬は別室で待機させるほうが無難です。親族に頼むことも可能ですが、極力ペットシッターさんに依頼するか、式場のスタッフに頼めるかどうかを確認しましょう。
注意点5 トイレはしっかりできるか
結婚式場に長時間いるとなると、愛犬のトイレについても考えておく必要があります。そもそも愛犬がトイレをちゃんとできるのか、トイレができたとしても普段と違う環境で大丈夫かなど、分かる範囲で式場のスタッフに伝えてみましょう。
もしかしたら、状況次第では断られてしまうかもしれませんが、むやみに愛犬へ負担をかけないためにも、しっかりと正直に伝えることが必要です。
結婚式に犬をモチーフにした小物を取り入れる
せっかく愛犬と結婚式を挙げるのであれば、小物に犬をモチーフにした内容を取り入れてみてはいかがでしょうか。
犬の形をしたメッセージカードや、骨をモチーフにした座席表、テーブルを飾る花に愛犬の写真を挿しこむなど、手軽にさまざまな工夫を取り入れることが可能です。
市販のものを使っても会場の雰囲気を変えることができますので、是非試してみてください。
まとめ
・参列者に犬嫌いの人はいないかを確認する
・愛犬に難しいことをさせない
・結婚式場選びの段階でペット可を条件に入れる
・演出以外の時間に世話をしてくれる人はいるかを確認しておく
・愛犬のトイレのしつけに注意する