初対面で緊張する!結納&顔合わせの食事会で注意すること

結婚が決まったら、多くの方が両家の顔合わせや結納などを行うでしょう。結納や顔合わせ食事会の流れや注意点などについて詳しくわかりやすく紹介をしていきます。これから結納や顔合わせの食事会を控えているとういう方は、記事を読んで参考にして下さい!

結納や顔合わせの食事会の事前準備

結納や顔合わせの食事会を実施する場合、事前準備がいくつか必要になります。

開催場所はどうする?

まずはどのような場所で開催するかを検討しなければなりません。
一般的に、料亭やレストランやホテルなどが会場として人気が高いです。

格式のある会場でも、食事を楽しみながらだと緊張をせずに楽しみながら会話をすることができます。
そのため、両家の所在地から行きやすい料亭やレストランやホテルを探し、事前に予約をしておくことをオススメします。

また、結婚式場にて下見を兼ねて結納や顔合わせの食事会を実施することができる所もあるので、事前に確認をしておくとよいでしょう。

婚約記念はどうする?

次にどのような婚約記念品を用意すれば良いのかを検討します。
地域や家庭によって考え方は様々です。

結納といった形式を取らずに、顔合わせのみの食事会の場合であれば、特になにも必要はありません。

しかし、結納を行うということであれば結納金などを用意する必要があります。
結納金を用意する場合は、白木の盆の上に婚約指輪と祝儀袋を載せ、両サイドに長熨斗、末広などの結納アイテムを添えます。

結納に必要なアイテムは百貨店やデパートにて販売されているので、一度足を運んで実物を見て選ぶようにしましょう。

平均予算っていくら?

食事会の費用は、料理のコースや会場によって異なります。
大体の平均的な予算は、57,000円とされています。

両家で折半なのか、どちらかが全額支払うのかなどは事前に話しておき当日はスムーズに支払いを終えることができるようにしましょう。

結納や顔合わせの当日の流れについて

結納や顔合わせの当日は、どのような流れで会を進行していけばよいのでしょうか。

進行役は男性本人か、男性側の父親が多い

まず、基本的に会の進行役は男性本人か男性側の父親が行うことが多いです。
男性側の父親が行っては堅苦しいという場合もあるので、そこは結婚する者同士でよく話し合った上で決めると良いでしょう。

まずは男性側から挨拶

最初は、まず男性側の父親から全員に向けての挨拶を行い、その後それぞれで自分の家族を紹介していきます。

次に婚約指輪などの婚約記念品や結納金がある場合は、互いにこのタイミングで贈り合います。
その際には、改めて「今後ともよろしくお願い致します」といった挨拶をするようにしましょう。

その後、乾杯をし、会食、歓談タイムという流れになります。

このように段階を踏み流れをスムーズに行うことで、セレモニー感や特別感を感じることができ、両家共にけじめの意識を深めることができます。
尚、男性本人と男性側の父親は出来る限りアルコールを控え、両家の家族が親睦を深めることができるように積極的に話題を提供するように心がけましょう。

進行役や進行内容に大きな決まりはありませんが、あらかじめある程度どのような流れで会を誰が進めるのかということを相談して決めておくことで、当日慌てることなくスムーズに会に全員が参加することができます。

結婚式前に両家で始めて行う行事です。
気持ち良く全員が参加できるように心がけましょう。

結納や顔合わせの食事会で気をつけるべきポイント

結納や顔合わせの食事会で気をつけると良い点についていくつか紹介をしていきましょう。

料理は大皿ではなく小皿

まず、当日食べる食事のメニューについてですが、できるだけ大皿で取り分けるものではなく小皿に一人分ずつが盛りつけられている料理のメニューを選ぶようにしましょう。

また、会話の邪魔にならないような食べやすいメニューもおすすめします。
当日はお互い緊張し合っています。

変に気を遣わずに食事を楽しむことができるように、料理のコース選びも慎重に選択するように心がけましょう。

当日の服装はどうする?

次に、当日の服装についてです。基本的に結納であっても顔合わせの食事会であっても出来る限り正装を心がけることをおすすめします。
男性はスーツ、女性はワンピースなどのセミフォーマルが良いでしょう。

女性は振袖を持っているという方であれば、せっかくの機会なので振袖を着て参加してもかまいません。
尚、父親はスーツで参加をしますが、母親は場合によっては和装の家庭もあれば洋装の家庭もあります。

両家の「格」を揃えるためにも、お互いの母親が何を着て会に参加するのかを事前に確認をしておくようにしましょう。
そうすることで当日安心して参加することができるはずです。

両家共に、食事会を開催する会場に合わせた服装を心がけるようにすることをオススメします。

いかがでしたでしょうか。
結納や顔合わせの食事会について、少しはお分かりいただけたのではないでしょうか。

当日の流れについてあらかじめ確認をしておくことで、結納や顔合わせの食事会当日を慌てることなく落ち着いて過ごすことができるはずです。
一生に一度の機会です。事前に準備をしっかりとして親睦を深めましょう。