結婚式ではブーケを用意するという方がほとんどだと思いますが、二次会はどうするのかな?とお考えになる方もいらっしゃるかと思います。
ブーケも1つ用意すると数万円はする高価なものですので、ポンッと用意できるわけではなく、費用の面でも悩んでしまいますよね。
この記事では現役ウェディングプランナーが、二次会でのブーケについてご紹介させていただきます。
二次会ではブーケを持たない人もいる
結論から言うと二次会ではブーケを持たない!という新婦の方が圧倒的に多いです。
ただ、結婚式のお衣装をそのまま二次会に着て行く場合であれば、結婚式で用意したブーケをそのまま二次会に持っていくということが多くなります。
要するに「二次会のために改めてブーケを用意する」という方はあまりいらっしゃいません。
ですが、二次会でも入場シーンがあるかと思いますので、そういう場面ではブーケを持っていた方が華やかではありますよね。
片方の腕は新郎と腕を組んでいるかと思いますが、もう片方の腕はちょっと手持無沙汰な感じになってしまいます。
そういう場合は、数万円もする本格的なブーケではなくても、クラッチタイプのような簡易的な感じや、トスブーケのような小さめの感じのものでも良いかと思いますし、ブーケではなくウェディングドレスに合うような華やかなバッグのような小物を用意するのでも良いかと思います。
⇒プランナーが分かりやすく解説!結婚式のブーケの種類と意味とは?
二次会中ずっと使用するわけではありませんので、絶対に必要ではありませんが、やはり何か手に持っている方が見栄えは良いです。
簡易的なブーケを用意した場合は二次会の演出にも使用できます
クラッチタイプやトスブーケタイプのブーケを用意する場合は、せっかくなので披露宴の入場シーンなど見せ場が終わったら誰かにプレゼントするという演出を組み込むとムダにならずに良いかと思います。
ブーケトス
一番有名なブーケの演出はやはりブーケトス!会場のスペースや天井の高さにもよりますが、王道で盛り上がる演出ですよね。
最近は未婚の方に限らず「幸せになりたい女性なら誰でも参加OK」としている方も増えてきました。
男性でもOK!なんていう新郎新婦もいらっしゃいます。
女性にはブーケトス、男性には新郎から違う何かをトスするというのも平等に楽しめて良いかもしれませんね。
ブーケプルズ
また、次に有名なブーケの演出はブーケプルズ。
ブーケから数本のリボンを出し、ゲストに持ってもらって一斉に引っ張ると1本のリボンがブーケと繋がっているという演出です。
ブーケブートニアのセレモニー
そして、もう1つブーケの演出として多いのが「ブーケブートニアのセレモニー」です。
これは最近の結婚式でも大変流行っている演出になりますが、ブーケとブートニアの起源を再現するというセレモニーです。
ゲストの方にお花を1輪ずつ持っていただき、新郎がそれを集めて回って、その花束(ブーケ)を新婦に渡してプロポーズする・・・というものです。
OKの証として新婦はその花束の中から1輪抜いて、新郎の胸元のポケットに入れます。
この演出では、新郎がマイクを通してゲスト皆さんの前で新婦に永遠の愛を誓うというのが大変盛り上がります。
二次会の参加ゲストは挙式などは参列していないケースもありますので、ぜひ誓いの儀式を取り入れてみてはいかがでしょうか。