結婚式二次会の会費相場とは?価格設定で気をつける5つのこと

挙式や披露宴と違って、友人や同僚など仲の良い人たちで行う二次会は新郎新婦もリラックスして、楽しむことができますよね。

二次会は一般的に「会費制」で行われます。
しかし二次会の準備を進める中で、「会費」の問題は避けられませんよね。

「相場はいくらなの?」
「男女で価格に差をつける?」
「いくらくらいならゲストは高く感じないの?」
「会費は安くしたいけど、クオリティーは保てるの?」

など悩みは尽きませんね・・・!
せっかくの結婚式の二次会。
お金のトラブルのせいで台無しにはしたくないですよね・・!

これらの問題は「会費でどこまで賄うのか?」ということがポイントになります。
この記事では、二次会の会費を設定する際のポイントなどをご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

1: 結婚式二次会の会費の相場を知る

まず重要なことは会費の相場を知ることです。
主要都市での二次会会費の平均額は、

男性:7100円
女性:6400円

…と言われています。
しかし主要都市から離れ地方になるにつれ、

男性:5000〜6000円
女性:4000〜5000円

と少し会費が下がる傾向にあります。

会費の内訳は、「飲食代+準備費用」が基本ですよ。
準備費用の内容については、次の章で詳しくご説明しますね。

また男性の方が女性より飲食の量が多い、女性の方が支度に金額がかかるということから、500〜1000円程度会費に差をつけることが多いようです。
あまり差をつけると男性から不満を買う場合もありますので、金額の差は2000円前後に収めるのが妥当ですね。

さらに年齢によっても金額に違いが出てくるようです。
20代ゲストが中心だとやはり安めの金額設定が好まれます。
一方、30代ともなると、金額が少し張っても料理や景品の質が高いものが喜ばれるようですよ!

ゲストの年齢層も金額を設定する上で、重視すべきポイントですね。

今まで参加した二次会の会費も参考になるかも知れません。
加味することが多く大変ですが、一番重要なところです。
2人でよく話し合い、すり合わせて会費を設定してくださいね

続いて、二次会の会費で準備費用をどこまで賄うのか?というポイントを見ていきましょう。

2: 二次会会費でどこまで賄うのか?

一般的に二次会では以下のような費用が必要になります。
・招待状
・プチギフト
・新郎新婦の衣装
・会場費(会場によっては飲食代に含まれる場合も)
・飲食代(ドリンクのコースや料理の嵐気によって金額が異なりますよ)
・設備費(音響照明・マイク・カラオケ機材代など)
・ゲーム景品(テーマパークのチケット、カタログギフトなど)
・ゲームで使う備品(ビンゴのカード、ペンと紙など)
…など。
そのほかケーキ代装飾代などかかる場合もありますよ。

これらのうち、
・二次会の招待状
・プチギフト
・新郎新婦の衣装
少なくともこの3つは新郎新婦で負担する人が多いようです。

そのほかにもゲストの負担を減らすために、会場費や設備費なども負担する場合も。
そこは2人でよく話し合って決めてくださいね。
「どんなゲームをするのか?」
「景品は何にしようかな?」
…など、どうしたらゲストに喜んでもらえるかをしっかりと考えてお金をかけるところを決めていきましょう!

会費で賄う分の金額を人数で割り、そこに1人分の飲食代をプラスした金額を会費として設定しましょう。

次におつりの出にくい金額を設定するについてご紹介していきます。

3: おつりの出にくい金額を設定する

二次会では、友人に受付を頼み、二次会後に会場に金額を支払う場合が多いですよね。

例えば、会費を6500円などおつりが出そうな金額に設定すると、500円玉と1000円札の2種類の釣り銭を用意しておく必要があります。
そうならないために、6000円、7000円などキリの良い金額に設定するのがおすすめですよ。

会費は二次会中も受付の人や幹事さんに管理してもらうことが多くあります。
あまり多くの金額を預かるとなると、ご友人の負担になってしまいますよね。

なるべく不必要なお金を減らせるように、準備しましょうね。

続いてありがちなトラブルにどう対応するのか?ということについてご説明していきます。

4: 不測の事態に備えておく

どんなに準備をしていても、トラブルは起こるもの。
しかしどのようなトラブルがあるのか知っておけば、スムーズに対応することができますよ。

急なキャンセルやドタキャンが出たときは?

残念ですが、直前のキャンセルやドタキャンはつきものです。
体調が悪くなってしまった
急な仕事が入ってしまった
・・・など、当日や直前になってのキャンセルは仕方ないですよね。

こうしたキャンセル分を計算して会費を設定するのか。
それとも、新郎新婦で負担するのか。
あらかじめ考えておくと急なキャンセルも安心ですね。

予算オーバーしたときは?

決めていた予算よりもオーバーしてしまいそう。
結婚式の披露宴と同じで「あれもやりたい!」「これも追加したい!」となると金額はどんどん上がっていきます。

ゲームの備品が予定より多くかかった!
景品の数が足りなさそうなので追加した!

など二次会でも金額が上がりがちですよ。

こうしたときに、会費を再設定するのか。
こちらも新郎新婦で負担するのか。

あらかじめ決めておきましょう。
そして幹事さんにもきちんと伝えておくことが大切。
先に伝えておくことで、幹事さんも準備が進めやすいですよ。

こうした不測の事態にもきちんと対応できるように準備を進めていきましょうね。
最後に結婚式の二次会を成功させるためのポイントを2つご紹介します!

5: 結婚式の二次会を成功させるには?

ここでは、より良い二次会するためのポイント

・ 一体感を持てる時間を作る
・ ゲストへのお礼メールを送る

以上の2つをご紹介します。

ポイント1:一体感を持てる時間を作る

二次会は気の知れた友人たちとワイワイ楽しい時間を過ごすことができます

しかし肝心の友人たちは、

・新婦の高校友人同士
・新婦の大学の友人同士
・新郎の高校の友人同士
・新郎の大学の友人同士

…などカテゴリ別に集まりがちです。
しかし、せっかく大切な友人がたくさん集まってくれるので、みんな一緒に仲良くなってもらいたいですよね。

会場全体で一体感を持ち、全員に楽しんでもらいたいですよね。
全員で楽しめるゲームや演出を盛り込むことで、一体感が生まれますよ!

ビンゴが一般的ですが、新郎新婦でゲストをバラバラにチーム分けしてクイズをしたり、似顔絵大会などもおすすめの演出です!
ぜひ検討してみてくださいね。

ポイント2:ゲストへのお礼をメール

二次会の演出やプログラムには関係ありませんが、二次会に参加してくれたゲストの皆さんへのお礼メールを必ず送るようにしましょう!

もちろん翌日は疲れてぐったり・・・なので遅くとも2日以内には送ると良いですね!
そのときに二次会での集合写真など送ることができるとベストです!!

2人のためにスケジュールを空けて参加してくれたゲストへの感謝の気持ちを自分の言葉で丁寧に伝えることが大切。一斉送信ではなく、一人一人に感謝の気持ちをしっかりと伝えてくださいね。

まとめ

二次会の会費を決める上でのポイントについて4つご紹介してきましたが、いかがでしたか?

会費の設定は悩むことも多くありますが、ゲストに楽しんでもらえるように無理のない金額を設定しましょう!
きっとゲストが楽しんでくれる様子を考えながら準備するとうまくいきますよ!

結婚式の二次会が素敵なひとときになりますように・・・!