結婚式の余興を快く引き受けてもらえる頼み方のポイント3選

結婚式が盛り上がるか、幸せで楽しい思い出として残るか、これを誰よりも不安に思っているのは新郎新婦に他なりません。場の雰囲気を和ませるため、また盛り上げるためにと余興を誰かに頼みたい。そんなとき、頼み方に失礼があってはいけません。今回は、実際に結婚式の余興を頼む際に押えておくべき、3つのポイントをレクチャーします。

ポイント1:信頼できる相手に早い時期から頼んでおく

結婚式の余興は、早い時期からお願いしておくのが”頼み方”の基本です。準備の時間も無いほどギリギリになってからでは、誰も引き受けてはくれません。もちろん、どのようなタイミングでも強引な頼み方はNGです。

また相手には、あくまでも信頼できる友人を選びましょう。このとき、個人的に信頼できる友人よりも、結婚式に参加するコミュニティにおけるキャラ付けを参考にするのがコツです。いつも笑いをとっていた友人が居るなら、余興を頼む相手としてピッタリでしょう。
余裕を持って、信頼できる友人に丁寧な頼み方をする、これが理想です。

ポイント2:丸投げにせず情報は惜しみなく提供する

次のポイントは、余興の企画を相手に丸投げしない、というものです。結婚式はあくまでも新郎新婦のものなので、ゲスト気分ではいけません。
結婚式には誰が来るのか、余興を頼んだ友人が知らないメンバーはどの程度参加するのか、会場はどこでどのような雰囲気なのか、使用できる設備はどのようなものがあるのか。情報は渡せるだけ渡してください。

参加するメンバーが分かれば、余興をする側としてもネタの選定がはかどる事でしょう。内輪ネタで行くべきか、それともテレビなどの有名な芸人を真似るか。
会場の雰囲気や使用できる設備によっては、ユニークな余興を実践できるかもしれません。

余興も立派な結婚式のイベントです。企画を相手に任せ切るのではなく、あくまでも一緒に成功させる意識で臨む。これも、余興を成功させる頼み方のポイントです。

ポイント3:具体的な要望を失礼が無いように伝えておく

最後のポイントは、具体的な要望を正直に伝えることです。頼む相手に持ちネタのようなものがあれば、「ぜひそれを結婚式で披露して欲しい」とお願いするのも良いでしょう。

また反対に、止めてほしい行為があるなら、はっきりと伝えておくべきです。笑いやジョークというのは、見る人によっては気分を害しかねません。参加者の中に何らかのトラウマを抱えた方がいるなら、そういった人への配慮として、事前にNG行為をリスト化して渡しておきましょう。

つまり、余興をしてくれる相手だけでなく、参加者全体に配慮した頼み方が重要と言うわけです。規模によっては全員に対する気配りは出来ないかもしれませんが、可能な限り招待客の好みを把握する努力はしましょう。特に、複数のコミュニティに向けて招待しているなら、その集団内における雰囲気の特徴を掴み、明らかなNG行為はリストアップしておくのがオススメです。

余興の失敗を未然に防ぐために、伝えるべきことを伝える。これも、誠意のある頼み方の重要なポイントなのです。もちろん、相手の気分を害さないような配慮をするのを忘れないでください。

まとめ

結婚式の余興は自分も一緒に成功させる頼み方を心がけましょう。
結婚式において、余興と言うのは定番イベントのひとつです。当日を皆が楽しく過ごせるよう、余興をお願いする相手にも配慮した頼み方というのは、主役である新郎新婦にとっては当然のマナーと言えるでしょう。それでは、今回のポイントをおさらいします。

今回のポイント

・参加者全体のバランスを考えて相手を選び、時間的な余裕を持ってお願いする
・余興を具体的にイメージできるように情報提供を怠らない
・可能な限り皆が楽しめるようにNG行為をリストアップしておく

以上のポイントに注意しておけば、楽しい余興で結婚式を盛り上げてもらうことが出来るでしょう。「頼んだから、後は全部任せておけばいい」と思わず、自分たちの結婚式だという意識のもと、誠意のある頼み方を心がけてください。