突然、結婚式の2次会の幹事を任されたら。どうやって場を盛り上げるべきか、迷ってしまいますよね。そんな時に役立つのが、景品付きのゲームです。簡単かつ確実に盛り上がる、定番のレクリエーションと言えるでしょう。しかし、そのゲーム選びと景品選定には注意が必要です。
ゲームは参加人数と面子を考慮して決めよう
ゲーム選びのコツは、参加するメンバーを考慮することです。結婚式と言うのは、新郎新婦が共通のコミュニティに所属していたかどうかで、参加するメンバーの顔触れが変わります。
例えば同じ大学・サークルで知り合った仲であれば、結婚式にはそのメンバーが集うことでしょう。その場合は、そのメンバーや新郎新婦を題材にしたクイズゲーム大会などを開催できます。
反対に、全く接点がないコミュニティーが一堂に会すれば、共通の話題は望めません。そんな時は、敢えて定番のビンゴゲームなどが望ましいでしょう。
いずれのゲームも景品をつけやすいので、自然に場を盛り上げることができるはずです。
では、その景品はどのように選定すればいいのでしょうか。
景品はメンバーの負担にならない金額で
ゲームの景品と言うのは、良くも悪くも値段に優劣を付けなくてはいけません。クイズゲームにせよビンゴゲームにせよ、優勝者と最後まで残った人との景品に差が無かったら、大なり小なり場の雰囲気は白けてしまうはずです。
かといって、優勝者に対する景品があまりに高額でもNGです。そもそも、そのゲームは結婚式の主役である新郎新婦に最高の思い出を作ってもらう目的で開催されており、景品はあくまでもアクセントに過ぎないからです。
では、どの程度の予算で景品を用意するべきか?
人数や二次会会場の費用にもよりますが、一人当たり1,000円程度の予算で組めば、各メンバーへの負担も少なく済み、ある程度様になる景品を購入できるでしょう。
もちろん、予算配分は慎重に行わなくてはいけません。ハズレ景品に対しても、せめて300円程度は掛けた方が無難です。
縁起の悪い景品だけは絶対にNG
結婚式は晴れの場であり、ゲームも明るく皆が楽しめるものでなくてはいけません。景品にしても、縁起が悪いものは選ばないよう注意してください。例えば、ハサミのような刃物はもってのほかです。
意外に思う人もいるでしょうが、髪をとくクシも良くありません。語呂が悪いので、人によってはひどく不快な思いをします。その他、通常弔事で用いられるような品も避けるようにしましょう。
では反対に、縁起を担いだ景品はどうでしょうか?招き猫やおしどり、ひょうたんなど、結婚式のプレゼントに選ばれる縁起物は数えきれません。しかし、ことゲームの景品にするなら、そういった古風な商品は避けた方がいいでしょう。
何より、新郎新婦に渡るとも限らない品物で縁起を担ぐ必要はありません。
やはり、単純にもらって嬉しいものを織り交ぜつつ、笑いをとりに行くというのが常套でしょう。その後の2次会を盛り上げられるような、変装グッズなどを仕込んでおくのもオススメです。
まとめ
あくまで結婚式の主役は新郎新婦だと忘れずにゲームと景品を選ぶましょう。
結婚式は、紛れも無く新郎新婦のためにあります。2次会の幹事を任されたら、何よりも2人を祝福する気持ちを忘れず、「皆で楽しめるように」と思いながらゲームや景品を選んでください。
最後に、今回のポイントをおさらいしましょう。
おさらい
・ゲームは参加メンバーの顔触れで決める
・景品の予算は1人1,000円程度がベター
・縁起が悪い景品は絶対にNG
いかがでしょうか。これらのポイントを押えておけば、少なくとも2次会のゲーム大会で大失敗する心配はありません。
最高に盛り上がるゲーム大会で、結婚式の主役を喜ばせてあげてください。