ウェディングプランナーから見て「これは絶対早めにやっておいてほしい!」ということの中に、『手作りアイテムの準備』というのがあります。今回は結婚式の人気手作りアイテムを紹介します。
手作りアイテムを考えているあなたへ
手作りアイテムに関しては、結婚式場が決まったらすぐに取りかかってほしいです。
打ち合わせが始まってから思い出したり気づいたりして手作りアイテムの制作に取りかかる人が多いのですが、多くの新郎新婦さんは仕事をしながら結婚式の準備も並行して行っているため、最終的に「準備に時間が足りない!」と仰っている方が多いです。
この記事では用意しやすい人気の手作りアイテムについてご紹介します。
「まだまだ結婚式は先だし」と思っている方は、ぜひすぐに取りかかってみてください。
招待状、席次表、席札などのペーパーアイテム
手作りの代表的なペーパーアイテム
もう花嫁さんの間では常識とも言えるくらいの、手作りアイテムの代表、ペーパーアイテム。
結婚式では持ち込むと「持ち込み料」がかかるものがありますが、そんな中ペーパーアイテムは多くの結婚式場で持ち込み料がかからずに用意できるという点からみなさんご自分で用意しやすいかと思います。
ペーパーアイテムは簡単に作れる?
最近では市販のキットがあったり、フォーマットをダウンロードして当て込めば完成!というものがインターネット上などで紹介されていたりします。
また、招待状に関しては参考文面などがインターネット上で紹介されていたりしますので、ぜひ探してみてください。
また席次表に2人のプロフィールを載せたり、メニューを載せたりすることも自由にできるのが手作りの良さです。
ペーパーアイテムは式場で注文してもそれほど高額なものではありませんが、席次表に関してはプロフィールなども載せようとすると1部1000円くらいかかったりします。
100名分用意しようとしたらそれだけで10万円です。
チリも積もれば・・・ですね。
必ずプランナーに確認を!
パソコンに慣れていない人は招待状や席次表は作るのが結構難しかったりしますので注意が必要です。
また、この2つは意外と知らないマナーや常識があったりしますので、自分で作ってみた後、印刷する前に必ず担当プランナーに確認してもらうようにしてください。
結構間違っている人が多いです!
当日飾るウェルカムボードなどのグッズ
結婚式場が決まったらウェルカムボードを作成しよう!
結婚式場が決まったらこれもすぐに取りかかることができます。
会場の雰囲気に合わせたり、飾る場所などの広さに合わせて用意すると良いかと思います。
一番多く皆さんが作ってくるウェルカムグッズは、やはりウエルカムボードがダントツです。
業者さんに頼んで作ってもらったウェルカムボードを作ってきたり、もちろんご自身で手作りされる方もいらっしゃいます。
意外と簡単に作れるウェルカムボード
あまり手先が器用じゃないという方でも、A3サイズのコルクボードに2人の思い出の写真を貼ったり、名前を書いたり、ボードの淵を飾り付けしたりするだけで立派なウェルカムボードになりますので、ぜひ作ってみてください。
また、その他にも、『WELCOME』などの文字になっているガーランドや、ウェルカムドール、飾り付け用の造花や風船などをご用意されたりしています。
時間があればたくさんのものをご準備できるかと思いますが、打ち合わせが始まってしまうと打ち合わせに必要なことの準備に時間を取られてしまい、こうしたウェルカムグッズまで手が回らない!という新郎新婦が意外と多いです。
今のうちから少しずつ準備していきましょう。
挙式で使用するリングピロー
リングピローとは?
挙式では「指輪交換」がありますので、それまでに指輪を置いておくリングピローというものが必要になります。
リングピローとは直訳すると『指輪の枕』ですが、厚みのある枕のようなものにリボンやピンで作った指輪を引っかけたり繋いでおける部分を作り、リングを置いておきますが、今はお皿だったりカゴだったりガラスだったり、本当に様々な形のリングピローがありますので、そういったオシャレな形にしておくと結婚式後にもインテリアとして飾れるので良いですね。
リングピローの用意
リングピローはお裁縫が得意な新郎や新婦のお母様、お祖母様が作ってくれるというケースも多くお見かけします。
もちろんご本人で作っても、好きなデザインの既製品を買ってきても良いです。
リングピローもお持ち込み料がある結婚式場はないに等しいかと思いますので、ぜひご自身のオリジナル感を出していきましょう。
披露宴で流すムービー
自作ムービーが多い!?
最後のご紹介するこのムービーも、個人のパソコンの普及率が上がったことで、みなさんご自身で制作してお持ち込みになることが多くなってきました。
今はソフトがありますので、写真や紹介文などを当て込むだけで結構見応えのあるムービーを比較的簡単に作ることができます。
ムービーの種類
ムービーには「オープニング(披露宴入場直前)」「2人の生い立ちプロフィール」「エンドロール」などの種類があります。
できればそれぞれ別々のDVD-Rなどに焼いて用意すると、流し間違いの発生が起きにくくなりますので良いです。
事前チェックを忘れずに!
ムービーを持ち込む際は、会場の機器でちゃんと再生できるかを事前にチェックしておくことをオススメします。
それも結婚式直前ではなく、なるべく制作スケジュールに余裕を持ってチェック日を設定しておかないと、例えば前日に再生チェックをして会場の機器で再生できなかったりした場合、修正作業としての時間は1日しか残っておらず、それが原因で結婚式当日は徹夜明けですという新郎新婦も少なくありません。
気をつけましょう。