結婚式を開くことが決まったら、招待状をゲストに送らなければなりません。招待状には様々な書類を同封する必要があります。会場に招待状の作成を依頼する場合は第3者のチェックも入るため同封し忘れなどはありませんが、自分たちで作成する場合は同封し忘れなどもあります。
必ず招待状に同封しなければならないもの
どうのような結婚式でも、必ず同封しなければならない書類とは一体何点あるのでしょうか?
1 招待状
1番大事なのが「招待状」です。
結婚式当日の日にちはもちろんのこと、会場や挙式時間や披露宴開始時間、そして主催者の名前などが記載されています。
挙式会場オリジナルのデザインのものもあれば、インターネット上でも様々なデザインのテンプレートが掲載されています。
新郎新婦の好みのデザインのタイプの招待状で、誤字脱字・記入漏れのないように仕上げるようにしましょう。
2 返信はがき
招待状と同じくらい大切なのが「返信はがき」です。
結婚式に参加できるかどうかの返事を記入するものです。
あらかじめ52円の慶事用切手を貼り宛名を印刷した上で、同封するようにしましょう。
中には、忙しくてなかなか返事ができないという方もいるかもしれません。
しかし、ギリギリになっても参加できるかどうかが分からなければ準備をする側も段取りが踏めないので、返信はがきの期日は設けておくことをオススメします。
また、返信はがきにメッセージ欄を設けておくことで友人や家族からのお祝いのメッセージをもらうことができます。
返信はがきを自作する場合はメッセージ欄も設けると良いでしょう。
3 会場の地図
最後に、「会場の地図」も必ず同封するように心がけましょう。
インターネットの普及で、各自で会場を検索し地図も見ることができる時代です。
しかし、せっかくわざわざ足を運んでくれるのですから地図も同封しておくことをおすすめします。
必要に応じて招待状に同封する
次に、必要に応じて招待状に同封しておくとよいものについて紹介をしていきます。
4 依頼状
余興や祝辞、乾杯の挨拶や受付などを依頼する相手には、招待状と共に「依頼状」を同封するようにしましょう。
短冊形の細長い紙や、名刺サイズの小さい紙で構わないので、「フセン」と呼ばれるものに依頼内容を記載して同封するようにします。
結婚式関係の文章には、基本的に句読点を打たずに書くことがマナーになっているので、句読点を打たずに依頼内容と挨拶を記入します。
尚、余興や受付はもちろんのこと、乾杯の挨拶や祝辞をしていただく場合は、事前に必ず相手に直接依頼をし相手の同意を得なければなりません。
突然依頼状で依頼をすると相手の方はびっくりされます。
必ず相手の同意を得ることができた後で、依頼状を同封するようにしましょう。
5 挙式の案内状
次に、挙式に参加してもらいたい相手には「挙式案内状」も同封するようにします。
依頼状と同じように「フセン」に句読点を打たずに、挙式の開始時間や会場などを記載します。
挙式参加者の集合時間なども記載しておくと良いでしょう。
尚、フセンの枚数が多くなると、受け取り手が見落としてしまう可能性もあるので、紙のサイズを変えたりカラーを変えたりして、同封する際は混乱が起きないように工夫をするようにしましょう。
その他の招待状に同封をする書類
遠方から参列してくださる方に対して宿泊費や交通費の用意がある場合は、その旨を記載したフセンを同封しておくと良いでしょう。
あらかじめその旨を伝えておくことで、参列者も安心して当日参列することができ親切です。
また、交通費や宿泊費の用意はない代わりに当日の祝儀は不要である旨などをあらかじめ伝えておくこともおすすめします。
6 その他のフセンや案内状
次に親族の写真撮影に関する案内状です。
大抵の会場では、挙式から披露宴の間に親族の写真撮影は行われます。
しかし、会場によっては挙式前に撮影する場合もあるので、その場合は親族宛に写真撮影に関する案内状を同封する必要が出てきます。
当日のスケジュールに合わせて、必要な場合は両家共に同封し忘れのないように確実に同封するようにしましょう。
最後に、新郎新婦主催の2次会を開催する場合は、そのお知らせや案内状を同封します。
最近ではメールなどでの招待が主流になっていますが、結婚式のように書面で招待されると温かみがあり、受け取り手は嬉しいものです。
結婚式の招待状を送るタイミングで既に2次会の開催場所や開催時間なども決まっているのであれば、招待状に同封をしても良いでしょう。
このように、招待状の中には複数の書類を同封する必要があります。1枚でも入れ忘れがあってはなりません。封をする前に必ず確認をし投函するようにしましょう。
いかがでしたでしょうか。
招待状に同封すべき書類について整理することがきましたでしょうか。
- 招待状
- 返信はがき
- 会場の地図
- 余興などの依頼状
- 挙式の案内状
- その他のフセンや案内状
上記のリストを参考に、くれぐれも1枚でも同封し忘れることなく招待状を送るようにしましょう。