結婚に際して行われる両家顔合わせは、カップルにとって予想以上の緊張するものです。お互いがお互いの両親を紹介して挨拶するのと違い、親同士を会わせる顔合わせは、これからの関係を左右する機会ともいえるため、お土産の用意は一層大切にした方がいいでしょう。
今回は結婚の両家顔合わせで用意するお土産についてご紹介します。
両家顔合わせでお土産(手土産)って必要?
結婚の両家顔合わせでは、一般的にお土産をお互いに用意して渡しあうとされています。これからお互いに新郎新婦を見守っていく、付き合いが続いていくということもあり、挨拶の意味を込めて用意します。
もちろん、必ず渡すということではありませんが、フランクに両家顔合わせを実施する場合でも、新郎新婦の二人だけで用意するのかを決めるのではなく、おみやげについては必ず相談するようにしましょう。
片方だけが用意してきて、片方は用意をしていなかったという事態だけは避ける必要があります。
お土産(手土産)に適した品とは
お土産にはそれぞれの地域の特産品や、相応の品を用意します。一般的には茶菓子を選ぶことが多いです。
たとえば、岩手県出身であれば、南部せんべいやジャジャ麺が特産品ですが、お土産としては適していません。茶菓子で有名なものがあれば、そちらを選んだほうが無難です。(かもめの玉子など)
ただし、都内出身の場合には、特産品というものが見つからないこともあるでしょう。その場合には、テレビで紹介されたことがある話題の品や、ご自身が食べたことがある品を選びます。東京都でおすすめの品は下記を参考にしてみてください。
東京都のお土産3選
帝国ホテルチョコレート
高級なホテルとして有名な帝国ホテル。その館内ショップで販売されている限定チョコレートです。ビジネスでも手土産として使われることもあります。
帝国ホテル以外に東京駅構内や公式サイトでも購入することが可能です。
亀十のどら焼き
浅草で販売されているどら焼きです。国内有数の有名店ですが、インターネットで購入することができないため、地方出身者であろうと、都内出身者だろうと誰にでも喜ばれる一品です。
足を運んで購入することが難しい場合、電話注文することができますが、届くまでに一ヶ月程度かかるため、電話注文するのであれば、早めに予約を入れるようにしましょう。
千疋屋プレミアムレーズンサンド
千疋屋のレーズンサンドは全国的に有名なお土産です。インターネットで購入することもできますが、東京駅では限定のホワイトチョコレートコーティングされたレーズンサンドが販売されています。
お土産を渡すタイミング
両家顔合わせでは、基本的に必ず始めに挨拶をします。その際にお土産を交換するとスマートです。なお、挨拶のタイミングは顔合わせ会場に入ってすぐではなく、席についてから行うとされています。
また、片方の自宅で顔合わせを行う場合には、上記の限りではありません。その場の状況に合わせて最後に渡すこともあれば、間で渡すこともあります。あまり始めに渡すことに固執せず、フレキシブルに対応すると良いでしょう。
渡す際には「つまらないものですが」と言うことはNGです。よく聞くフレーズではありますが、つまらないものを渡すことは失礼に当たります。
「チョコレートが好きだと伺ったので」や「地元で有名なお菓子を召し上がって頂きたいと思いまして」など、相手のことを考えて選んだという気持ちが伝わるようにするとベターです。
まとめ
・結婚の両家顔合わせではお土産をお互いに用意することが一般的
・お土産には地元の銘菓やテレビで話題の品を選ぶ
・お土産を渡すタイミングは顔合わせ開始直後の挨拶時